雫石町内にある3つのスキー場が3日合同で安全祈願祭を行い、今シーズンの無事故を祈りました。

雫石町では網張温泉スキー場、雫石スキー場、岩手高原スノーパークの3つのスキー場が持ち回りで安全祈願祭を行っています。

2025年は各スキー場や雫石町、警察、消防の関係者など50人あまりが網張温泉スキー場に集まりました。
国内のスキー人口の減少が続く中、3つのスキー場ではシーズン通しての使用が可能となった割安な共通リフト券を20日から販売します。

(雫石スキーリゾートエリア連絡協議会 滝沢真人会長)
「お客様が安心・安全に楽しめるゲレンデづくりをしているところですが、事故のないスキー場づくりをしてオープンを迎えられたらと思います」

今シーズンはクマ対策として各スキー場とも巡回パトロールを強化したり、オープン前に花火などで大きな音を鳴らしたりして、出没を未然に防ぐ取り組みも行います。
今朝の段階ではいずれのスキー場も積雪はありませんが、降り始めた雪が斜面をうっすら白くしていて、スキー場関係者は今後の積雪に期待していました。

岩手高原スノーパークは13日、雫石スキー場と網張温泉スキー場は20日のオープンを予定しています。
3つのスキー場合わせて今シーズンは16万400人の来場を見込んでいます。







