国の天然記念物・石割桜の「雪囲い」が行われ、盛岡市内の観光スポットも冬の装いとなっています。

盛岡市内丸の盛岡地方裁判所にあるエドヒガンザクラ=石割桜は、樹齢がおよそ400年と推定され国の天然記念物に指定されています。
26日は市内の造園業「豊香園」の庭師6人が午前9時ごろ雪囲いの作業を開始しました。

寒さ対策で木の幹にわら製のこもを巻きつけた他、雪の重みで枝が折れないよう、高さおよそ14メートルある支柱から伸びる縄に結んでつり上げる作業が行われています。

(豊香園 藤村尚樹社長)
「来春またきれいな花を咲かせてくれるようにということで(冬の石割桜を)見ていただければ」

石割桜は2026年3月中旬ごろまで雪囲いが取り付けられ、訪れた人たちを出迎えます。