岩手県は17日、県央保健所管内の高齢者施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったことを明らかにしました。
感染性胃腸炎の集団発生があったのは、県央保健所管内の高齢者施設です。
11月12日(水)にこの教育・保健者施設から県央保健所に「複数名の園児と職員が嘔吐、下痢等の症状が出ている」旨の連絡がありました。
その日から県央保健所が調査を開始、11月6日(木)から11月13日(木)にかけて利用者と職員に嘔吐、下痢等の症状があったことを確認しました。有症者は計16人です。
有症者はいずれも回復傾向にある、ということです。
検査の結果、有症者3人からノロウイルスを検出。
施設の食事を原因とする食中毒ではない、ということです。
これを受けて県央保健所はこの教育・保健施設に対し、消毒方法等の二次感染対策について指導したとのことです。
今シーズンの県内の発生状況はノロウイルスが16件、その他(サポウイルス等)が21件、合わせて37件となっています。2024年の同じ時期は、ノロウイルスが10件、その他(サポウイルス等)が9件、合わせて19件でした。







