豪華客船の飛鳥IIIが岩手県の宮古港に寄港し、乗客が市民の手厚い歓迎を受けました。

秋晴れの下、23日午前7時ごろに宮古港に入港した飛鳥IIIは、全長230メートル、総トン数5万2265トンの豪華客船で、宮古港への寄港は9月に続いて2度目です。
21日に横浜港を出港し、日本を一周するツアーの途中で、宮古が最初の寄港地となります。

23日は市民が大漁旗と横断幕で乗客を歓迎し、市内の中学生が郷土芸能を披露すると乗客からは大きな拍手が送られていました。
乗客はこの後、岩泉町の龍泉洞などを巡るツアーバスに乗り込み目的地へ向かいました。

飛鳥IIIは23日午後5時に宮古港を出港し次の寄港地の函館を目指します。