これからの季節に鍋の具材などで需要が高まるシイタケ。
そのシイタケを使ったユニークな商品を岩手県久慈市の生産者が開発しました。
その名も「椎茸ガリリン」。どんな商品なのでしょうか?

久慈市夏井町の大矢内きのこ園です。
広葉樹のチップをブロック状に固めた菌床を使って、通年でシイタケを栽培しています。

大矢内きのこ園のシイタケは肉厚でやわらかい食感が魅力で、需要が増すこれからの時期が収穫・出荷の最盛期です。

(大矢内きのこ園 松下幸平さん)
「袋の中に新鮮な地下水を入れていて、これをこまめに取り換えているので、90%水分でできているといわれるシイタケがよりおいしくなる育て方をしています」

シイタケのおいしさの秘密を教えてくれたのは、専務の松下幸平さん。
北海道で銀行員を務めていましたが、5年前に辞めて義理の父が社長を務めるきのこ園の仕事を手伝うようになりました。