小学生が地元の商店街で職業体験をする学習が15日に岩手県紫波町で行われました。
児童たちは体験を通してさまざまな職業に理解を深めていました。

紫波町の日詰商店街を訪れたのは日詰小学校の6年生です。
この学習は地元での職業体験を通して働く人の考え方や自分たちの未来を考えることが目的です。
15日は60人あまりの児童が10のグループに分かれて地域の店舗を訪れました。

このうち寿司店を訪れた児童は、手際の良い板前の握りを間近で見学しました。


(男子児童)
「優しく握っていると言っていました。友達と握手するように。職人みたいでかっこいいと思いました」


またソフトクリーム店ではお店オリジナルのジュース作りやカウンターでの対応に挑戦しました。

(女子児童3人)
「クリームを絞るのが難しかった」
「意外と自分のいきたい通りにいかなかったけど、楽しかった」
「カウンターからみんなを見たときに、視線をどこに向ければ良いかわからなかった」

児童たちは店主とのコミュニケーションを通して職業の楽しさや難しさを学んでいました。