10日の岩手県内は各地で今シーズン一番の冷え込みとなり、盛岡市の高松の池では冬の訪れを告げる気嵐が見られました。
10日は晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で各地冷え込みました。

盛岡市の高松の池では温かい水温と冷たい気温の温度差で発生する、気嵐と呼ばれる霧が朝日に照らされていました。

最低気温は盛岡市薮川で2.0度、宮古市区界で2.5度、盛岡で7.4度など34か所ある観測地点のうち32か所で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

(散歩客)
「日の短さを感じますね。夏は今の時間ですともう暑かったのに。冬好きなので楽しみです」
県内はこの後も高気圧に覆われ、晴れや曇りで推移しますが、11日の夕方から雨の降りだすところがあるでしょう。