2026年春に卒業予定の学生などの採用内定が解禁された1日、岩手県・北上市に本社を置く半導体大手のキオクシア岩手は、盛岡市の施設で内定式を行いました。

内定式は、キオクシア岩手が県とネーミングライツ契約を結び、会社の名前が愛称になった盛岡市の複合施設「キオクシアアイーナ」で行われました。
1日は2026年春に入社する内定者106人のうち、高卒を除く37人が出席しました。

キオクシア岩手は9月、北上市で最新型のフラッシュメモリの生産を行う第2製造棟の稼働を開始していて、柴山耕一郎社長はこの節目に新戦力となる内定者を激励しました。

(キオクシア岩手 柴山耕一郎社長)
「世界一(の会社)になるんだと、そういう強い意志を一人一人が明確なマインドを持っていただければ」
内定者たちは春から働く職場へ期待に胸を膨らませていました。

(辻野里夏さん)
「大好きな地元・岩手でこういった世界と戦える企業に入れる働けるということが一番喜ばしい」
(越戸陵賀さん)
「世界一になるという明確な目標を持っていてその思いに応えられるような人材になりたいなという思いで入社したいな」
キオクシア岩手は2026年度以降も100人規模の採用を続けていく方針です。