岩手県内で自転車の交通事故が増加する中、紫波町で警察や自転車競技部に所属する高校生が安全利用を呼びかけました。

自転車の安全利用を呼びかけたのは、紫波警察署の警察官と強豪として知られる紫波総合高校自転車競技部に所属する高校生など合わせて25人です。
この取り組みは、秋の全国交通安全運動に合わせて行われたもので、29日は紫波中央駅の前で午前7時半ごろから駅の利用者にポケットティッシュを配りながら自転車の安全利用を呼びかけました。

県内では2025年、8月時点で112件の自転車が関係する交通事故が発生していて、2024年の同じ時期より24件増えています。

(紫波警察署 八島史在交通課長)
「これから暗くなる時期が早くなる。ライトの早め点灯などお願いしたい」
警察は今後も地域と連携して交通安全を呼びかける予定です。