5月、勤務先の紫波町の小学校の女子トイレに侵入し児童を盗撮したとして、性的姿態等撮影などの罪に問われている元教諭の男の裁判で、検察は懲役2年を求刑しました。

建造物侵入や性的姿態等撮影などの罪に問われているのは、紫波町の公立小学校の元教諭で盛岡市黒川の早野広暉被告24歳です。
起訴状などによりますと、早野被告は5月23日の午後2時20分ごろから午後3時ごろまでの間に、勤務先の小学校の女子トイレに侵入。
スマートフォンで児童4人を撮影したとされています。

26日の公判で早野被告は、8月29日に追起訴された児童ポルノの動画データ3点を記録したマイクロSDカードを所持した罪についても起訴内容を認めました。
検察側は「小学校教員という立場を悪用し、計画的で狡猾、巧妙な犯行」などとして早野被告に懲役2年を求刑。
一方、弁護側は「反省している」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

判決は10月15日に言い渡されます。