ドジャースの大谷翔平選手と佐々木朗希投手。そしてエンゼルスの菊池雄星投手。
25日は岩手のメジャーリーガー3人がそろって出場しました。
佐々木投手は、およそ4か月ぶりのメジャーのマウンド復帰です。

日本時間25日行われたドジャース対ダイヤモンドバックスの試合。
大谷は1番指名打者で先発出場すると、早速その第1打席。
インコースのストレートを捉えた当たりは高々とあがります。
その行方を見守っていた大谷でしたが、打球はフェンスダイレクト。スタートが遅れたものの、大谷は悠々3塁まで到達するスリーベースヒットとします。
続くベッツの犠牲フライでホームを踏み、先制点をあげます。
そして試合は、3対1とドジャースがリードして迎えた7回ウラ。
5月以来およそ4か月ぶりのメジャー復帰となる佐々木朗希が2番手としてマウンドにあがります。
先頭を2球でサードゴロに打ち取ると、続くバッターを追い込んでから159キロのストレートで見逃し三振。
次のバッターも160キロ超えのストレートで空振り三振に切って取り、3人でピシャリ。完璧なリリーフを見せました。
佐々木は、1イニングのみの登板で2奪三振無失点。
大谷はきょう5打数1安打でした。
試合は、延長11回の死闘をドジャースが5対4で制し、地区優勝のマジックを1としました。

一方、エンゼルスの菊池はロイヤルズ戦に先発登板しました。
初回を三者凡退に抑えると、4回には味方のエラーでランナーを出すものの、続くバッターを力のあるストレートで二者連続三振に切ってとり、ここも無失点で切り抜けます。
菊池は5回にソロホームランを浴びますが、打たれたヒットはこの1本のみ。
ただ6回の前に左腕のけいれんで緊急降板となりました。
それでも5回まで投げて、被安打1、6奪三振1失点と安定したピッチング。
リリーフ陣も踏ん張ったエンゼルスが3対2で勝利し、菊池は7勝目を手にしました。