岩手県内の稲刈りの進み具合は9月18日時点で、県全体で21%となっていて、雨の影響により去年よりも稲刈りが遅れています。

県によりますと、県内の稲刈りの地域の進捗率は、「北部」が27%、「北上川上流」と「東部」が23%、そして「北上川下流」が19%となっています。県全体の進捗率は21%で、去年の同じ時期を7ポイント下回っています。一部の地域では2024年より早く稲刈りが行われましたが、雨が降った影響で刈り取りのできない日があったため、遅れが出ています。生育状況は、県南の一部に9月までの水不足の影響があったものの、おおむね順調に推移しています。県は品質の良い米の安定的な確保のため、速やかに刈り取るよう呼びかけています。