岩手県内は5日未明から朝にかけて沿岸や内陸の一部で大雨となりました。雨は昼ごろにピークを超え、6日は高気圧に覆われ、曇りや晴れとなる見込みです。

県内は前線や暖かく湿った空気の影響で、5日未明から朝にかけて大雨となりました。
未明から5日午後3時までの県内の降水量は大船渡で85.5ミリ、雫石で81.5ミリ、滝沢で72.5ミリなどとなりました。
大雨の影響で大船渡市と陸前高田市に一時、土砂災害警戒情報が出されました。

また、大船渡市が末崎地区に発表していた高齢者等避難は午前10時に解除になりました。
JR大船渡線は一ノ関駅と気仙沼駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、上り線が午後2時すぎ、下り線が午後4時半に、運転を再開しました。

雨は昼ごろにピークを越えたものの、盛岡地方気象台は夕方まで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫へ注意を呼びかけました。

6日の県内は高気圧に覆われますが、湿った空気の影響により曇りや晴れとなる見込みです。