岩手県の新たなオリジナルブランド米「白銀のひかり」の稲刈りが本格化するのを前に、達増知事が八幡平市で生産者と意見を交わしました。

2日は達増知事による「白銀のひかり」の稲刈りが予定されていましたが、雨のため稲刈りは行われず、急きょ地元生産者らとの懇談に変更されました。
白銀のひかりは、銀河のしずく、金色の風に続く県オリジナルブランド米として10年かけて開発した新品種で、デビューとなる今年は八幡平市と久慈市など岩手県北の110ヘクタールで栽培されています。
6.7ヘクタールの水田で白銀のひかりを栽培している工藤嘉充さんは、早生品種のため他の品種と作業時期を分散できること、一部で試験的に行っている水田に直接種もみを蒔く直播にも適していることなどを特徴として挙げました。

(達増拓也 岩手県知事)
「直播など新しい栽培方法も工夫して、効率よくおいしいお米が採れるような工夫をロケットスタートのような形で初年度からやっていただいて心強く思います」

白銀のひかりは、早いところでは今週中にも稲刈りが始まる見込みで、県は今後PRに努めるとしています。