岩手県漁連は27日、基準値を超えるまひ性貝毒が検出されたとして、山田湾海域産のマガキの出荷を自主規制したと発表しました。岩手県内12海域のうち自主規制はあわせて5つとなりました。

出荷を自主規制したのは、山田湾海域(山田町(中部海域を除く))です。
5月26日に採取したまがきを検査した結果、まひ性貝毒は1グラム当たり基準値の4マウスユニットに対して、11マウスユニットとなっています。
県内12海域のうち自主規制となったのは、これで山田湾海域、大槌湾海域、釜石湾海域、大船渡湾西部海域、南部海域の5海域となりました。

※1マウスユニットは、体重20グラムのマウスを30分で死亡させる毒量