盛岡市の地ビールメーカーが大学生らと協力して開発した岩手県産原料100%のビールが発売されました。

9日は商品を製造する盛岡市のベアレン醸造所で記者発表が行われました。
発売された「つなぐビール」は、岩手大学のクラフトビール部と開発を進めてきたものです。

原料となる大麦やホップは100%岩手県産です。
大麦は作付面積も拡大していて、使われていない農地の活用など地域が抱える課題解決につなげようという思いが込められています。

(岩手大学クラフトビール部 佐藤稜さん)
「地域の発展に参加する仕組みとして飲んでいただけたらすごくうれしいです」
(ベアレン醸造 嶌田洋一社長)
「これをどんどん広めていって、新しい価値発信というものをやっていくという決意を新たにしていますし、とてもわくわくした気持ちです」

つなぐビールは県内のスーパーや酒販店などで取り扱われています。