北海道江別市で集団暴行を受けた大学生が死亡した強盗致死事件の裁判員裁判で、検察は19日、当時16歳の少年に対して懲役10年以上15年以下の不定期刑を求刑しました。
強盗致死、詐欺、詐欺未遂、窃盗の罪に問われているのは、当時16歳の少年と川村葉音被告(21)、当時18歳の高校生だった男の3人です。
起訴状などによりますと、3人は2024年10月、同じく強盗致死罪などで起訴されている八木原亜麻被告(21)と交際していた長谷知哉さん(当時20)に集団暴行を加え、キャッシュカードなどを奪い死亡させた罪に問われています。
これまでの裁判で検察側は、少年の責任は軽微とはいえないなどとして、「結果の重大性から動機に酌量の余地はない」と指摘。
一方、弁護側は「被告人は16歳で人格形成の途中段階であった。(当時18歳の主犯格の男)との関係性維持のために犯行を助長してしまった」などとして、更生の余地があると主張していました。
この事件を巡っては、検察が川村葉音被告(21)に対して無期懲役を求刑。さらに、当時18歳の高校生だった男に懲役20年を求刑しています。
3人の被告に対する判決は6月25日に言い渡されます。
当時18歳の主犯格の男ら、残る3人の共犯者の裁判は始まっていません。
おことわり
HBCでは、当時18歳の特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。







