【第4回】共犯の女
内田被告の共犯とされる、受刑者の女(19歳・事件当時)は、2025年に旭川地裁で懲役23年の判決が確定し、服役している。
当時の裁判員裁判では、生々しい犯行の状況を証言した。
北海道旭川市の無職の19歳の女(年齢は事件発生時)は、内田梨瑚被告の「舎弟」として、荷物持ちや買い物の代行をするなど親密な関係を持ち、内田被告を「りこしゃん」と呼び、慕っていた。
2人は数年前に何度か会う程度の間柄だったが、事件の直前に偶然再会してから親密になった。
女は犯行時、19歳であったために少年法が適用され、検察庁は家庭裁判所に女の身柄を送った。
家庭裁判所は、審判で「刑事処分が相当」であると決定し、身柄を検察庁に送り返した(いわゆる「逆送」)
2022年に改正された少年法では、18歳と19歳の少年は「特定少年」とされ、重大事件の容疑で逆送された場合、原則として20歳以上と同様に取り扱われる。犯罪が重大で地域社会に与える影響が大きいと判断された場合には、起訴時に検察庁が実名を公表する場合もある。
事件当時19歳だった共犯の女は2024年8月、北海道の特定少年事件としては初めて検察庁が起訴時に実名を公表した。(HBC北海道放送は、地上波テレビ放送では実名で放送したが、インターネット上に配信する記事は、実名や顔写真が半永久的に残る特性を考慮して、更生の妨げにならないよう匿名で報じている)
2025年2月に旭川地裁で始まった裁判員裁判で、共犯の女は起訴内容を全て認め、量刑が争点となった。







