北海道砂川市のハンターがクマの駆除をめぐり猟銃を所持する許可を取り消されていた問題で、北海道公安委員会は9日、ハンターに謝罪し、猟銃を返還する見通しです。
砂川市のハンター池上治男さん(77)は2018年、砂川市の要請で警察官立ち合いのもとヒグマを駆除した際、発砲した銃弾が住宅に届くおそれがあったとして翌年、北海道公安委員会に猟銃所持の許可を取り消されました。
池上さんは、北海道の処分の取り消しを求めて提訴し、1審では勝訴。しかし、2審の札幌高裁は「跳ね返った銃弾が人に当たる危険性もあった」などとして、北海道の処分を適法と判断、池上さんに逆転敗訴の判決を言い渡したため、池上さんが上告しました。
3月27日の最高裁判決では「当時の発砲の危険性は認めながらも、公安委員会の処分は酷なもので妥当ではない」などとして高裁判決を破棄、池上さんが逆転勝訴していました。
この判決を受けて北海道公安委員会は9日、池上さんに謝罪するとともに猟銃を返還するということです。
池上さんは、7年ぶりに猟銃を取り戻すことになります。







