北海道函館市の国指定重要文化財「旧相馬家住宅」がこの春、高級ホテルとして生まれ変わります。1日わずか3組限定で味わえるのは歴史的空間で過ごす至福のひと時です。

2月24日、函館市の元町地区に誕生したのは、国指定重要文化財「旧相馬家住宅」を利用したホテルです。

旧相馬家住宅は、1908年に建てられた北海道屈指の豪商・相馬哲平の邸宅で、和と洋が織りなす建築様式が特徴です。

麻原衣桜記者
「こちらは1号室です。中に入ると…天井が天井が高く開放的なスペースが広がっています。そしてこちらの大きな窓からは、函館港を見下ろすことが出来るんです」
函館港を臨む眺望が魅力の1号室は、4人まで宿泊できます。

屏風絵のある2号室では明治期につくられた重要文化財の「蔵」に泊まる唯一無二の体験ができます。

風のヘリテージ 他力野淳 代表取締役
「文化庁と何度も協議のを重ねて、元に戻せる仕様で重要文化財を活用した」

旧相馬家住宅は、2009年に解体の危機に瀕し、当時のオーナーが購入しましたが、高齢化で、今後の維持は困難と判断。

そこで、新たな方法として文化財の保存と継承を目的とする特定目的会社を設立。

クラウドファンディングで資金を募り住宅の一部と蔵を改修して今回ホテルに生まれかわったのです。

風のヘリテージ 他力野淳 代表取締役
「(こういった例は)日本の中でもほとんどないと思いますので、日本文化財が残っていく良い事例になればいいと思う」
見る文化財から泊まれる文化財へ。

「旧相馬家 Kazeno Heritage」は来月1日に開業予定です。







