8月、北海道むかわ町の山中から男性の遺体が見つかった事件で死体遺棄の罪に問われている男について、検察は、男が男性を殺害したなどの容疑については不起訴としました。

札幌の会社役員大上文彦被告(50)は、8月、むかわ町の山中に知人の西村隆行さん(55)の遺体を埋めた罪で起訴され、札幌地裁で公判中です。

大上被告は西村さんの胸などを包丁で刺して殺害するなどした殺人と傷害の疑いでも送検され捜査が続いていましたが、札幌地検は25日付でこれらの容疑について不起訴としました。

理由は、「捜査を尽くし証拠関係を踏まえ慎重に判断した結果」だとしています。

また、札幌地検は死体遺棄や証拠隠滅の疑いで送検されていた男女あわせて5人についても25日付で不起訴としました。







