北海道教育委員会は10月30日、生徒の両ほおを叩く体罰をした教諭ら3人の処分を発表しました。

道教委によりますと、恵庭市の中学校に勤める46歳の男性教諭は2023年12月、顧問を勤めていたバスケットボールの大会で、生徒を鼓舞しようと「しっかりしろ」などと言いながら男子生徒の両ほおを平手で1回叩きました。

生徒の保護者からの相談で発覚し、道教委は10月30日付で男性教諭を戒告処分としました。

懲戒処分を発表した道教委


また江差町立江差中学校の33歳の男性事務職員は7月6日、函館市内を自家用車で運転中、警察官に呼び止められ、呼気検査を実施したところ、基準値を超えるアルコールが検出され、停職5か月の処分となりました。

男性職員は、前日の午後8時頃から深夜2時頃まで友人らと函館市内で飲酒し、その後、近くに停めた車で6時間ほど寝た後、運転していたということです。

また新ひだか町の中学校の43歳男性教諭は2024年12月28日、部活動の大会に参加した生徒4人を自らが運転する車で引率中、うたたねをして歩道上の街路灯に衝突し、前を走る同僚の教諭が運転する車にも追突しました。

懲戒処分を発表した道教委

この事故で、乗っていた男子生徒が右腕を骨折する全治1か月の重傷を負いました。男性教諭は「前日は体調不良で寝不足だった」と話しているということです。

道教委は、男性教諭を減給10分の1、3か月としています。