北海道電力の泊原発3号機の再稼働をめぐり、地元の泊村議会は31日、臨時の議会を開き、早期の再稼働を求める陳情書を全会一致で採択しました。

・泊村議会議長(31日午前9時半)
「陳情第1号及び陳情第2号以上2点の陳情について、採択すべきものと決定しました」

泊村議会は31日の臨時議会で、泊原発の立地4町村の商工会などから出されていた「早期の再稼働を求める」陳情書を全会一致で採択しました。

泊3号機の再稼働をめぐっては、政府が8月に地元同意の手続きにあたる「理解要請」を道と立地4町村に行っていて、「同意」を決めたのは泊村議会が初めてです。


・泊村 高橋鉄徳村長
「村として総合的に判断した中で、村の考え方を議会にしかるべき時期にお伝えしたい」

「早期の再稼働を求める」陳情書の審議は残る立地3町村の議会でも進んでいます。