5月下旬、札幌市で、酒を飲んで自家用車を運転したとして、航空自衛隊の20代の男性自衛官が停職3か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊千歳基地の第2航空団飛行群第201飛行隊の20代の男性空士長です。
航空自衛隊によりますと、この空士長は5月27日午前5時まえ、飲食店と友人宅で酒を飲んだ後、札幌市で自家用車を運転。
信号待ちで警察の職務質問を受けた際、酒の臭いがしたため、呼気検査されると、酒気帯び運転の基準値を超えるアルコールが検知されていました。
空士長は、どちらも350ミリリットルのビール7缶とチューハイ5缶、それにカクテル3杯を飲んで「友人宅で仮眠して、酒が抜けたと過信して、運転してしまった」などと話しているということです。
空士長の懲戒処分について千歳基地の司令は「組織をあげ、各種事故防止に取り組んできたところ、本事案を生起させたことは誠に遺憾です。一層の服務指導に努め、規律維持に万全を期して参ります」とコメントしています。
12月7日(月)午後0時35分配信