正月飾りなどに欠かせない松を競りにかける、年末恒例の「松大市(まつおおいち)」が札幌市の市場で開かれました。
7日、札幌市白石区の札幌花き地方卸売市場で「松大市」の競りにかけられたのは、茨城県や福島県で生産された縁起物の若松や根引松(ねびきまつ)、生け花に人気の大王松(だいおうまつ)など、およそ21万本です。
生育状況は、いずれも例年並み、価格は去年並みということで、市内や近郊から集まったおよそ100の販売店が次々に競り落としていきました。
札幌花き園芸 田嶋久嗣 社長
「松は、幸せを呼ぶ長寿の証として、今年もたくさんの家庭で松を飾ってもらえれば」
市場では、14日に正月用の千両を競りにかける「千両大市(せんりょうおおいち)」が開かれます。
12月7日(水)午前11時30分~「JNNニュース」