来年の干支(えと)・ウサギの生態などを伝える展示会が、札幌市の円山動物園で開かれています。

 夏は茶色のエゾユキウサギ。冬には、毛が白く生えかわり、雪の中で身を守ります。
 一方で、ノウサギの仲間のカンジキウサギには、近年、雪が降る時期が遅れていることから、白い毛が、逆に目立ってしまう問題も起きています。
 札幌市円山動物園では、来年の干支(えと)・ウサギの生態を、地球環境の問題と照らし合わせて紹介していて、会場には訪れた人が地球を守るためにできるメッセージも寄せられています。
 この展示会は、来年1月4日まで開かれ、元日から3日までは毎日先着300人にウサギの絵馬が配られるということです。


12月5日(月)午前11時30分~「JNNニュース」