9月、札幌市内の商業施設で、エスカレーターホールの壁を蹴って穴を開けたとして22歳の男が逮捕されました。

建造物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区の22歳の無職の男です。

男は、9月1日午後1時すぎ、札幌市厚別区の商業施設のエスカレーター横の壁を蹴って、壁に穴を開けた疑いが持たれています。

施設の警備員が巡回中に壁に大人の手のひらほどの穴が開いているのを確認し、警察に通報していました。

警察が防犯カメラに映っていた男の特徴を確認し、建造物損壊事件として捜査していたところ、1か月たった10月1日再び来店した男に店側が気づいて「前に当社の壁を壊した男が来た」と警察に通報しました。

そして、駆け付けた警察が男から事情を聴き、緊急逮捕しました。

取り調べに対し、22歳の男は黙秘しているということです。

警察によりますと、男は9月の犯行時と全く同じ格好をしていたということで、警察は動機を調べるともに男の普段の生活状況を詳しく調べています。