札幌市内のプールで小学校低学年の女の子の体を触るなどした疑いで、聴取を受けている道警の男性警察官は、事実を認め「保護者に謝罪したい」と話していることがわかりました。

聴取を受けているのは、北海道警察学校の教官の40代の男性警察官です。

男性警察官が教官として勤務する北海道警察学校

 9月6日、市内のプールで水泳教室に参加していた小学校低学年の女の子2人の尻や太ももなどを複数回触った疑いが持たれています。

現場となった札幌市内のプール

 保護者も同席する中、目撃したコーチが問いただすと、警察官は頭を下げて謝罪し、「やましい気持ちがあった」と現場で説明したといいます。

男性警察官の当初の言い分

 ところが、警察の調べに対しては一転。

男性警察官は、聴取に対し「ぶつかったものの、わいせつ目的ではなく過失だった」と説明していました。

当時の状況

 その後の調べで、警察官は事実を認め、「保護者に謝罪したい」と話していることが関係者への取材でわかりました。

女の子の保護者は「警察には適切な捜査をつくしてほしい」と話しています。