旭川の中学2年の廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんが凍死した問題で、旭川市教育委員会の教育長が、初めて遺族に直接謝罪していたことがわかりました。

 旭川市教育委員会の黒蕨真一(くろわらび・しんいち)教育長は、先月29日、廣瀬さんの遺族側に「いじめの認知に至らなかったことを深く反省し、おわびする」との趣旨で、直接謝罪したということです。
 廣瀬さんは、去年3月、旭川の公園で凍死しているのが見つかり、遺族は背景にいじめがあったと訴えてきました。しかし、旭川市教委は、第三者委員会が、先月27日「6項目について廣瀬さんに対するいじめがあった」と認定するまで、認めませんでした。
 第三者委員会は、6項目のいじめの具体的な内容などについて、来週にも公表する見通しです。

 廣瀬爽彩さんへのいじめと認定した6項目の内容については、すでに詳細が遺族側に伝えられています。しかし、公表する表現について調整が難航しているため、第三者委員会の発表は、早くても来週になる見通しです。


4月7日(木)「今日ドキッ!」午後6時台