13日早朝、北海道南部の江差町で、民家近くの畑にあったスイカが大量に食べられているのが見つかりました。近くにはクマのものとみられる足跡があり、警察が注意を呼びかけています。
13日午前5時15分ごろ、江差町柳崎町に住む60代の男性が、自宅に隣接する畑で作業をしようと外に出たところ、スイカが食べられているのを見つけ、警察に通報しました。
警察によりますと、スイカ30個が食い荒らされていて、畑には横幅およそ13センチの足跡が残っていたということです。
江差町では11日にも今回の現場からおよそ3キロ離れた民家で、家庭菜園のスイカが食べられる被害がありました。
一連の被害が同じクマによるものかは分かっていません。
江差町では8月1日から12日までに、クマの目撃や痕跡の情報が12件寄せられていて、道は12日から来月11日まで、ヒグマ注意報を出しています。
警察はパトカーで警戒にあたるとともに、周辺住民に注意を呼びかけています。