さらに、13日夜から14日朝にかけても。

・麻原衣桜記者(13日深夜)
「パトロール中の警察官がクマを目撃したということです」

 ・荒木颯太記者(14日午後2時半すぎ)
「スーパーのゴミ箱が大きく変形し、体当たりしたのか無理やりこじ開けられたことが想像されます」

 ・クマの生態に詳しい酪農学園大 佐藤喜和教授
「出没情報をしっかり地域で共有し、危険な時間帯には外に出ない」

福島小学校の児童は、14日から当面の間、保護者の車やバスで登校することになりました。

・保護者(14日)
「きのうの夜も出たみたいで、本当に捕まってほしい」

・福島小学校 長浦紀華校長
「とてもショックですし、子どもたちも同様かと思う。心のケアもしっかり進めていかなければならない」

また、北海道の研究機構の専門家チームも現場に入り、遺体の発見現場やクマの目撃場所からクマの毛や唾液などの回収を試みています。

・道ヒグマ対策室 橋本和彦主幹
「DNAが抽出できるので、今回被害に関わった個体が、今後捕獲されたヒグマと同一なのか照合するために非常に重要なデータとなります」

今も男性を襲ったクマは見つかっておらず、危険と隣り合わせで暮らすマチの人たちの張り詰めた時間は続いています。