中国系企業の破産で建設が止まっていたニセコ町の高級大型リゾート施設について、事業の引き継ぎ先が決まり、工事が再開することがわかりました。

ニセコ町の高級リゾート「ニュー・ワールド・ラ・プルーム・ニセコ・リゾート」は、開発を進めていた中国系の企業が4月、破産手続きの開始決定を受けました。

工事は2024年の夏ごろからすでに止まっていましたが、北海道によりますと、7月8日に事業を引き継ぐ別の業者から連絡があり、早期に工事再開を目指す考えを示したということです。
リゾートは当初の計画で、地上9階、地下2階建て、219室のコンドミニアムに、5棟の高級ヴィラを備えていました。

工事が停止したままでは景観上と安全性に問題があるため、ニセコ町の担当者は「工事の再開を歓迎したい」と話しています。
