◆日本ハム2‐0西武(4月11日・エスコンF)
日本ハムは山﨑福也投手、西武は今井達也が先発した3連戦の初戦。
両チーム無得点のまま延長へ。日本ハムは12回裏、2アウト2塁のチャンスを作り、代打の郡司裕也選手が今季1号となるサヨナラ2ランホームランを放ち、勝利しました。
競り勝った日本ハムは今季初の4連勝で、首位オリックスに0.5ゲーム差の2位をキープです。
以下、サヨナラホームランを放った郡司裕也選手《一問一答》
■ヒーローインタビュー
Q)見事なホームランでした
A) いや、さすがに俺かっこいいと思いましたね。今日は(山﨑)福也さんが最高のピッチングをしたんですけれど、野手が勝ちをつけれてあげられなかったので、なんとか試合は勝てて良かったなと思います。
Q)打席の中では?
A)早く(松本)剛さんが盗塁しないかと最初に待っていて、そうしたら見事に盗塁を決めてくれたので、ちょっとリラックスして打つことができました。
Q)試合展開はどう感じた?
A)惜しい打球が何個もあって、ファンの皆さんもモヤモヤしたと思うんですけれど、このユニフォームの(青い色の)ように、空に向かって打てばこうやって入るので。あのフェンスの向こう側を狙って打てばいいんじゃないかなと思います。
Q)限定のユニフォームを着てファンも応援していました
A)すごい景色も綺麗ですし、昨年は1周年ユニフォームで勝率も良かったので、今年もこのユニフォームで、皆さんと一緒に勝ちを積み重ねられればなと思います。
Q)今シーズン初めての4連勝。チームの状態は?
A)昨年CSで全員悔しい思いをしたので、今年はもう1回あの場所に立って、そこを超えていくという思いで全員やってると思う。まだまだ始まったばかりなので、本当に油断はないと思います。
Q)最後にメッセージを)
A)今日もこんなにたくさんファンの皆さんに足を運んでいただいてありがとうございます。明日以降も熱い応援を、このユニフォームと共に よろしくお願いします。
■試合後の取材
Q)手応えはどうでした?
A) 松本剛さんが走ってくれて、一塁が空いたので、バッテリーも丁寧に来るだろうなというところで、僕も丁寧に打ちにいこうと思って。そしたら意外と飛びました。
Q)丁寧に打つというのはどういう?
A)ストレート真っ向勝負みたいな感じであまり来ないかなとは思ったので、センターから逆方向に丁寧に打ちにいった感じですかね。
Q)監督は渋いと
A)渋い?どういう意味でしょうかね?渋いかな?渋いだったら、ライト前ポテンヒットとか? ホームランですよ。渋くないでしょ。 派手でしょ。まあ、いいんですけど…
Q)盗塁するのは待っていた?
A)剛さんなら多分走るだろうなと思って。ワンストライクまでに走ってくれると思ってて、そしたら走ってくれたので。通じ合いました、剛さんと。
Q)打ったボールは?
A)フォークです。
Q)甘く高めに?
A)来ましたね。
Q)打った瞬間は越えるなと?
A)前進守備だったので、外野の頭は越えろと思いながら走ってましたけど、意外と飛びましたね。
Q)あそこのバッティングは外野が前進守備になった時点で頭越せばいいなって?
A)越せばいいなとはあんまり思っていなくて。バッテリーとの駆け引きで、何投げてくるかなぐらいで考えて。外野の頭越したらとは別に思ってなかったですね。
Q)投手戦でベンチの中の雰囲気は?
A)歯がゆいムードでしたし、送塁ミスも出て、ちょっとまずいなっていう雰囲気もありつつ、ピッチャーが粘ってくれてたので。まぁファイターズらしいというか、誰かのミスは誰かがカバーするっていうのは、もう試合前の声出しの時からずっと出てる話ですし、それができたかなと思います。
Q)俺が変えてやるみたいな感じの?
A)僕はそんなおこがましいこと、まだ考えてないですよ。
Q)どのような意識で打席に?
A)冷静に、バッテリーはどう攻めてくるかなっていうを考えながらできたので。もう絶対決めてやろうっていう、メラメラって感じでもなかったです。ユニフォームも爽やかですしね(笑)こういう感じっす。
Q)追い込まれてましたけど
A)丁寧に打ちにいったって感じです。
Q)ランナーが出たら、代打で行くと言われてた?
A)ランナーが1人出たら、行くぞとは言われていました。というか、8回ぐらいからずっと準備していたので。 裏でずっとバッティング練習していました。
Q)実際そういう場面が来て、やってやろうと?
A)代打なんて基本打てるものじゃないと思ってるので。あんまり考えすぎず、気負いすぎず、打席に行きました。
Q)チーム4連勝になりました
A)勢いがつく部分と、反省する部分はチームとしてあると思うので、しっかりミーティングでみんなで話して、締めるとこ締めてって感じですかね。まだ始まったばかりなので、勢いで行く部分としっかり見つめ直す部分っていう感じですかね。
Q)ヒットじゃなくて、ホームランになったというのは気持ち的に違うものですか?
A)今シーズン初ホームランですし、そうですね。去年2桁打って今年1本も打てないんじゃないかっていう不安は常にあります。そういう意味でも、初めを打って気がちょっと楽になったかなって感じです。
Q)去年と違い、試合へのアプローチの仕方に変化はある?
A)全部想定通りというか…キャッチャーをやりながら、他のポジションでもちょくちょく出て、こうやって代打で打つっていうのはほんとイメージ通りなので。12球団を見ても、こういう使われ方をしてるのは多分僕しかいないと。誰もやってないことできるってありがたさを感じながら、日々楽しんでます。
【Bravo!Voice】#5