
・帝国データバンク 情報統括部 飯島大介副係長
「物流費・人件費2つのコストが食品各社に大きくのしかかってきて、価格を引き上げざるをえない。(4月は)新商品を投入したり、商品を入れ替えたりという時期なので、この時期に合わせて価格を見直すという動きが昨今では進んでいる」

4月は、ビールやチューハイなどの酒類を大手メーカーがそろって値上げします。
値上げの品目数でもっとも多いのは「調味料」。
タレやドレッシングを製造するソラチは、瓶入り商品を最大14%値上げ。
日清オイリオは家庭用の食用油を7%から11%値上げします。
・帝国データバンク 情報統括部 飯島大介副係長
「調味料は、もともと品数が多いジャンルになるので、値上げをすると連鎖的に引き上がるという意味では数が多くなりやすい」
一方、米の高値が続く中で、売れている食品があります。
・キテネ食品館 中塚誠社長
「特に麺類の売れ方がすごく調子がいいのと、豆腐類ですね。(豆腐は)料理のかさ増しにもなりますし、麺類で1食分ごはんではなく、麺類に代えることで米の消費を少なくする」