高級志向のチョコレート工場が、夕張に進出!
「made in HOKKAIDO」をアピールして商品力や生産能力を高めます。
一方、地元では、新工場が地域の活性化にもつながると期待を寄せています。

印象的な黒猫のパッケージ。
中に入っているのは、直径3センチほどの、色とりどりのチョコレートです。
いま女性を中心に人気を集めるチョコレートブランド「CACAOCAT(カカオキャット)」。

高級住宅街として名高い東京・港区の白金台に本店があり、ふた粒で356円からと高級指向のチョコレートです。

ネコの爪あとのような4本線がデザインされ、かむと中から柔らかなチョコレートが溶け出すのが特徴です。
このカカオキャットの工場が、12日、夕張市に開業しました。
去年閉鎖したマルハニチロ夕張工場を買い取ったもので、サッカーコートが5面もとれる広さです。
この新しい工場を拠点に規模を拡大し、増産を目指します。
特産の「夕張メロン」を使うなど、地域に根ざした製品の開発も始まっています。