北海道八雲町では、全国から集められた華やかなひな人形の展示会が開かれています。

八雲町の指定文化財、梅村庭園の中にある梅雲亭にはおよそ40組のひな人形が並べられています。
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 町内だけでなく全国各地から寄贈されたもので、最も古いのは八雲町を開拓した尾張徳川家ゆかりの農家が所有していたひな人形です。

 

尾張徳川家ゆかりの農家が所有していたひな人形

 その歴史は明治までさかのぼり、近畿や東海で流行していた「御殿台」と呼ばれるきらびやかな建物を備えているのが特徴です。

 

 見学しに来た親子
「おひな様がかわいい」
「毎年来ていて、いろんなのが見られるので、子どもたちいもいいかなと思って来ました」

 町内の市民団体が主催し今年で17回目となるひな人形展。来月3日まで開かれています。