27日、北海道白老町の海岸に、毛ガニの抜け殻が大量に打ちあがっているのが見つかりました。

岡本貴寿 カメラマン
「こちらの海岸にはカニの抜け殻が大量に落ちています」

抜け殻は、4センチから6センチほどの大きさ。

 白老町大町や日の出町の海岸、約1.7キロメートルにわたり、打ちあがっていました。

 地元住民
「普段は全然ない。珍しい。私も初めて見た」

 道総研栽培水産試験場によりますと、毛ガニは2月から3月にかけてが脱皮の時期で、浅瀬で脱皮した殻が海岸に打ち寄せられたとみています。

 

 道総研が2024年5月に行った調査で、胆振地方の太平洋沿岸では漁獲対象より小さいサイズの毛ガニが例年の数十倍に増えていたということです。

 道総研は、2026年以降の漁獲量が増えるのではと期待しています。