◇《2週連続で警報基準の30人を超える》
北海道内ではインフルエンザの感染拡大が続いています。

60代の女性
「年末に家族みんな(インフルエンザに)やられて。孫(3歳)が41度くらいまで上がって、熱性けいれんになって救急車を呼んだくらい」


40代の母親
「学校でも流行しているし、手洗い、うがいしかない」
小学4年生
(Q.手洗い、うがいはしている?)
「うなずく」

80代の男性
「みんながマスクをするとか、そういうことでも心がけるのが必要」

1月9日に発表されたインフルエンザの流行状況です。

1つの医療機関あたりの患者数は北海道全体で平均で59.87人と、2週連続で警報基準の30人を超えました。地域別では、札幌市で76.26人など、30の保健所のうち、25か所で警報基準を超えました。

去年11月の終わりごろから、患者数が急激に増加し続けています。こうした状況に、病院や薬局は対応に追われています。

とよひら公園内科クリニック 藤本晶子院長
「発熱の患者の電話が、鳴りっぱなしの状態で、かなり増えている」

ツルハドラッグ澄川6条店 管理薬剤師
「いまは、ほとんどがインフルエンザ、新型コロナ、どちらも検査できるキットが売れている状況」