2年連続の最下位という、球団初"屈辱"の中にある立浪ドラゴンズ、3年目の春季キャンプが、今年も沖縄の地でいよいよスタートする。シーズンオフの大がかりな戦力補強もあって、注目したいポイントは多い。
見参!背番号「6」の打撃

真っ先に見たいのは、新しい背番号「6」のユニホーム姿である。讀賣ジャイアンツとの間で残っていた複数年契約を解除して、自由契約選手となってドラゴンズ入団を決めた中田翔選手。プロ入りした時と同じ背番号を背負う。
ここ数年のドラゴンズの課題が打線の弱さであることは明白で、チーム打率はリーグ最下位、さらに本塁打数や得点数はリーグどころか12球団でも最も少ないのである。そこに加わる中田選手は、過去に打点王を3回取ってきたスラッガーである。竜の仲間入りが決まった時に、中田選手が発した「打点にこだわる」というコメントが頼もしい。「6」の背番号は間違いなく似合うことだろう。