愛知県新城市の大東牧場では、1日4トンの牛乳を出荷していますが、着いてすぐ“ある場面”に立ち会うことに。

(大東牧場 森 富士樹さん)「分娩がありそうなので」
(大石アンカーマン)「え、ほんとに? 分娩?」
(大東牧場 森 富士樹さん)「ちょうど今から」

仔牛の誕生です。
母牛はお馴染みの柄の乳牛、ホルスタインですが、生まれたのは真っ黒な黒毛和牛。品種が違うのです。

(大東牧場 森 富士樹さん)
「ホルスタインから、受精卵移植をした純粋な和牛(が生まれる)。代理出産です」

ミルクを取るため、乳牛には定期的に子供を産ませますが、その際、黒毛和牛同士の受精卵を移植して、生まれた子どもは食肉用として高く販売する。

酪農業では昔から行われていますが、今新しい取り組みが始まっています。