財務副大臣を辞任した神田憲次衆議院議員「虚偽答弁ではない」と主張

私の思い、述べさせていただきます。
私、税理士として中小零細企業の経営者から経営相談を受けたり、また私自身も零細経営事業の経営者として資金繰りの体験をしております。
このことが政治として、国政の現場に実情を伝えるという、そうした思いから、この現場で活動する糧となっております。
過去に資金繰りが大変なときがありまして、そこに政務多忙も重なりまして、税金を一時滞納してしまったこと、これはですね、本当に断腸の思いですし、お詫びを申し上げなきゃならないと感じております。


中小零細企業経営者を支援するため、国会議員となった私のことでですね、岸田政権が進める、現在の経済対策審議に支障が出ること。これはですね、私の本意ではありません。

また、過去にこの税金を滞納したことがですね、税金を所管する官庁の副大臣として、資質に欠けるということの、ご批判を真摯に受け止めまして、職を辞することにしました。

今後はですね、引き続き反省の上に立って、一議員の立場から、国家のために一生懸命精進して参る所存でございます。以上です。

Q.政務三役の交代が3人相次いだということについて、政権批判の声など高まっていますけれども、こうした影響について、受け止めがありましたら。

先ほど申しましたけど、私自身がご迷惑をおかけしたことですので、その辞任については、本当に先ほど断腸の思いと申しましたけれども、そうした思いでありますし、政権にはご迷惑をおかけしたと思っております。

Q.議員辞職の考えは?
考えておりません。

Q.地元の有権者には、今後どのような説明を?どう向かい合っていくのか?説明はされたのか?

その点については、まだ十分なされているとは考えておりませんし、今後、真摯にお話をしていきたいと説明を尽くしていきたいと思っています。

Q.一部の報道で「委員会での発言が虚偽答弁に当たるんじゃないか」というような指摘もありますけれども、会社の運営実態等を含めて、この辺をどのようにお考えか?

今、何社かから質問が来ているところですから、これにはきちんと回答しようと思ってます。

Q.虚偽答弁ではないし、運営実態もあるという〔ことなのか〕?
はい

神田議員は今後も議員活動は続けていくとした上で、先日の国会での答弁で、自身の会社が「業務は行われている」と語っていたものの、週刊誌が「営業実態はなく虚偽答弁の疑い」を報じたことについては「虚偽では無い」と否定しました。