「十分お答えしています…」「まだ質問したい記者がいますよ、議長!」

こうした中、10月ようやく記者会見を開いた細田氏。しかし質問の論点をわざとすりかえて受け応えをしているような姿勢で明確な説明はなく、一方的に疑惑を否定しただけでした。


(細田博之衆議院議長・当時)
「今までも十分お答えしていますから」

(記者)
「お答えされてこなかったじゃないですか、1年5か月。説明されなかったからですよ。これだけ質問が出ているのは」

(細田博之衆議院議長・当時)
「きょう説明しました」

(記者)
「まだまだ手が挙がっているじゃないですか。まだ質問したい記者がいますよ議長!」

「説明責任」について考え続けた1年5か月。細田氏の姿勢は最後まで十分な説明責任を果たしたとは、到底言いがたいものでした。