名古屋出身の植物学者、伊藤圭介の生誕220年を記念したイベントが、10月29日、名古屋市の鶴舞公園で行われました。

名古屋で生まれ、「おしべ」や「めしべ」を名づけるなど、江戸末期から明治初めにかけて活躍した植物学者の伊藤圭介(1803年~1901年)。

名古屋市昭和区の鶴舞公園では29日、名古屋東ロータリークラブを中心に生誕220年を記念するイベントが行われました。

園内にある伊藤圭介の銅像の前で、学名に「圭介(けいすけ)」の名前が使われたシソ科の植物「シモバシラ」100株が植えられ、訪れた人にもシモバシラの株などが配られました。

ことし12月には、久屋大通庭園フラリエや東山動植物園でも生誕イベントが行われる予定です。