新たな需要を模索。愛知県蒲郡市特産の「つま菊」の風味を活かしたクラフトビールの仕込みが行われました。
蒲郡市を含む東三河地区は刺し身などに添えられる「つま菊」の出荷量が全国一ですが、コロナ禍で需要が落ちこみ、新たな販路の開拓が求められています。

こうした中、全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしフェア実行委員会」がつま菊独特の香りと苦みをいかしたビール造りを市に提案し、東京のクラフトビールメーカーをマッチングさせました。

16日は仕込み式が行われ、蒲郡市の鈴木寿明(すずき・ひさあき)市長は「脇役のつま菊が主役となり販路拡大につながれば」と期待を寄せました。

ビールは早ければ11月下旬にも完成し、1本880円で、およそ500本販売される予定です。












