“勝率8割の男” 姉弟子も「信じられない…」

(大石アンカーマン)
さあそして、“藤井七冠勝率8割の男”ということで、2016年にデビューして、2017年度からですね、本格的に対局を始めるんですけども、勝率ずっとこれ8割。
これは室田さんどんなふうに見ていますか?

(室田女流二段)
いやあ、すごいうらやましいですよね。2020年度からタイトル戦始まっても変わらないですね。ちょっとびっくりです。やっぱり当たる相手もトップばっかりですし、挑戦していったり防衛戦だったり、そういう厳しい戦いの中で8割っていうのは信じられないですね。

(杉本八段)
対局が増えれば増えるほど、どうしても勝率って少しずつ下がっていくのが当たり前なんですけども、タイトル戦ばかりになってるのに、これだけ勝率が高いというのは驚きです。

(大石アンカーマン)
この強さの秘密なんですけども、姉弟子はどう見ていますか?

(室田女流二段)
やっぱり昔から負けず嫌いで、結構負けると昔泣いちゃってたりとか。実際に私の弟にも1回負けて泣かれちゃったと弟が言ってますので、もう弟はそれで生涯逃げ切るって(笑)

(大石アンカーマン)
それだけ負けず嫌いだから泣くんですかね?

(室田女流二段)
デビューした頃も膝を叩いたりしてましたよね。結構感情が表れちゃうとか、悪かったらちょっと落ち込んだような様子とかが出ちゃってたと思う。やっぱりそれは負けず嫌いがすごい大きいですよね。

(大石アンカーマン)
負けず嫌いの場面は何回も見ていますか?

(杉本八段)
そうですね、やっぱり幼少の頃から今まで負けず嫌いの気持ちというのは、もう全然変わってないかなっていう気もします。

(大石アンカーマン)
でも師匠も負けず嫌いじゃないんですか?

(杉本八段)
私ですか、いやでもそばにね、あれだけすごい人がいると、もうなんか『負けてもしょうがないよな』みたいに思っちゃいますよね。