こちらは東京都杉並区の小学校で行われた調査です。

杉並区では、ことし4月に小学校での体育の授業中、転倒した児童が地面から飛び出していたくぎにひざをぶつけ大けがをしました。

杉並区が区内の64の小中学校の校庭を調査したところ、くぎなどの金属片が1万4887個見つかりました。

西尾市は杉並区での事故を受け、ことし5月に市内35の小中学校などの校庭を点検。
今のところ、くぎなどは見つかっていないということです。

一方、男の子がけがをしたグラウンドとは別の、西尾市が管理するグラウンドにもくぎが打ち込まれていると見られる目印が約20か所ありました。

市に確認すると…。
(西尾市役所 スポーツ振興課 神谷法子さん)
「把握していないですね。誰がやったのかも、ちょっとわからないですね」
西尾市のスポーツ振興課は管理する市内の23のグラウンドで、月に1回程度目視で確認はしていますが、事故が起きたグラウンド以外では土の中の調査は行っておらず、今後、調べる方針です。

市民は…。
(西尾市民)
「私も子どもが少年野球をやっていたので怖いですよね」
「ちゃんと管理していないということですよね。(管理者が)当たり前のことができていない。いい加減かな、調べる方が」
市のスポーツ振興課は「どうしてもという時以外は釘を打たないでほしい。やむを得ず打ち込んだ場合必ず元に戻してほしい」としています。










