「ビッグモーター」の保険金不正請求問題、国交省は名古屋市港区などの店舗に立ち入り検査を行いました。

中部運輸局は28日午前9時、道路運送車両法に基づき、港区の名古屋茶屋店に立ち入り検査に入りました。「ビッグモーター」はドライバーやゴルフボールなどで車にわざと傷をつけるなどして、保険金を不正に請求していました。

第三者委員会がまとめた調査報告書によりますと、名古屋茶屋店では調査対象44件のうち、27件で不正の疑いがもたれています。

立ち入り検査は、中部運輸局の職員らが従業員への聞き取りや整備記録の確認を行い、午後5時半ごろ終わりました。検査で法令違反が確認されれば、行政処分が行われる可能性があります。