17日、愛知県内で60代の男性2人が熱中症とみられる症状で搬送され、その後亡くなりました。

このうち、1人が倒れていた部屋にはエアコンがついていなかったということです。


愛知県によりますと17日、稲沢市と豊田市に住むいずれも60代の男性2人が熱中症とみられる症状で病院に搬送され、その後死亡が確認されました。

稲沢市に住む男性はきのう午前7時すぎ、室内で倒れているのを知人が見つけていて、部屋はエアコンがついておらず窓も閉め切られた状態だったということです。


また、豊田市に住む男性はきのう午後1時前、畑で倒れているのを家族が見つけました。

いずれも死因は熱中症とみられています。豊田市のきのうの最高気温は39.1℃で、全国で最も暑くなっていました。


一方、三重県伊賀市では18日午前11時ごろ、70代の男性がベッドの上で意識がうつろな状態になっているのを救急隊が見つけ搬送されました。

男性の体温は40.7℃あり、部屋では扇風機のみでエアコンは付いていなかったということで、消防は「室温には十分気を付けてほしい」と呼びかけています。