前人未踏のタイトル「八冠」を目指す将棋の藤井聡太七冠。14日は佐々木大地七段の挑戦を受ける、王位戦七番勝負第2局の2日目が神戸市で行われています。


タイトル4連覇を目指す藤井七冠が佐々木七段の挑戦を受ける「王位戦」七番勝負。

第2局2日目が神戸市の老舗旅館「中の坊瑞苑(なかのぼうずいえん)」を舞台に行われています。


王位戦は先に4勝すればタイトル獲得。第1局は藤井七冠が勝っています。

13日から始まった第2局はここまで藤井七冠優勢で進んでいて夜には決着する見込みです。

史上初の八冠獲得に向けて着実に前進しています。

(藤井聡太七冠 12日の会見)
「本当にこちらは素晴らしい対局場。有馬温泉で疲れを癒やしながら集中して対局ができているのかな」

藤井七冠は王位戦に初挑戦した3年前から3年連続でこの旅館で対局し、これまで全勝している験のいい場所。

旅館のある有馬温泉はおよそ1300年の歴史があり、下呂温泉、草津温泉とともに「日本三名泉」に数えられます。


今回藤井七冠が選んだ対局中のおやつは、13日午前が地元・丹波産の大納言小豆のぜんざいに、なめらかな白玉が入った冷たいスイーツ。


午後は旬のマンゴーをふんだんに使った「マンゴーショート」実は、いずれも去年も注文したおやつでした。


さらに、13日の「勝負めし」も去年注文。神戸牛にイクラ、卵焼き、アボカドなどで見た目も華やかな「神戸牛肉ちらし」です。


そして、きょう(14日)の午前のおやつは、オレンジのジュレやフレッシュな果物が美しく盛りつけられた一皿「ささらオレンジ」。


勝負めしは、トロトロの卵でとじたうどんに、天ぷらなどが添えられた「うどん膳」でした。