13日、梅雨前線の影響で東海地方は岐阜県を中心に大雨になっていて、気象台は土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

東海地方は11日から断続的に雨が降り、これまでの雨量は郡上市ひるがのや下呂市金山など、岐阜県内で100ミリを超える大雨になっている所があります。

岐阜県に出されていた土砂災害警戒情報は、13日午前中に全て解除されましたが、梅雨前線や上空の寒気の影響で、東海地方は夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷を伴い激しい雨が降る見込みです。
14日正午までの24時間雨量は、岐阜県の多いところで100ミリの大雨が予想されていて、引き続き土砂、災害に警戒が必要です。

12日、愛知県では突風による倒木が相次ぎました。
一夜明けて、気象台の職員が長久手市の老人ホームの敷地に倒れてきた裏山の木の調査をしました。


一方、名古屋市名東区の猪高緑地では、高さ約10メートルの木が倒れました。
12日午後4時半前に住民から「木が倒れている」と土木事務所に通報。片側1車線の道路を塞ぎました。


倒木の瞬間は強い風が吹いていて、倒木により、電線が傷つき近くの街路灯1本がつかなくなったということでしたが、けが人はいませんでした。
(近くの住民)
「真っ暗になってきて、(雨が)グアーと降っていました。風もすごかったです」

また、長久手市にあるゴルフ練習場の幅5mほどのフェンスも、12日に風の影響で倒れたということで、気象台が調査しました。
どれくらいの風でどんな現象がおきたのか、気象台のHPでさらに詳しく報告したいとしています。

